2017/08/17
やはり静音タイプのファンではなかった:
先日、10年弱使用していたGZV4000の基板上の部品故障に伴い
同じDIAMOND製のDSP3500を入手しました。
折しも、お盆に突入した直後に故障したこともあり、お店はお休み・・
やむなく、密林から入手することになりました。
カタログ、ネットには「静音タイプファン」と記載されていたので、
以前交換したことがあるGZV4000ほどの爆音で、ファン交換する手間は
かからないだろう・・と予測していました。
荷物もほどなく到着、早速、電源を[ON]してみると・・・
「え?これが静音?」と我が耳を疑う程のファン音です・・また交換するんかいな?
1,2日そのままで様子をみていましたが、やはり以前の静音に慣れているためか
ファン交換してみよう。やはりとうか、必然的というか・・
※以下は製品の改造となるため、補償(保証)対象外となります
あくまでも自己責任で行っています。もし、同様な作業、改造等を行う場合は
そこのところ、くれぐれもご理解頂いた上にて。
1.DSP3500 筐体ケースを開ける
GZV4000のときは合計14個もねじを回す必要がありました。
今回のDSP3500は10個でした。
2.旧ファンを取り外す
GZV4000はファンを固定してドライバーでは開けられないようになっていましたが
今回のDSP3500はプラスねじを採用しており、簡単に外れます。
・主基板への接続は従来のはんだ付けから、FAN コネクタ(2P)に変更されています。
3.新ファンを取り付ける
DSP3500のコネクタを生かすために「ファン側の端子の配線を外し、新ファンに再配線する」
こととしました。
はんだ付けでわずか2か所です。
4.電源を入れてみる・・
DSP3500のメインSWを入れてみました。ファンは回っています。が、
なんと「電圧が出ていません」!!
0.6V程度。これでは無線機器の電源は到底入りません。
GZV4000は何事もなく、動きましたが・・・
5.ファンを入れ替えてみる
今回入れ替えたファンはGZV4000で入れ替えた OMEGA TYPHOONの
「超静音タイプ」。では「通常タイプ」←これでも十分静かですが
に交換してみます。
6.再度電源を入れてみる・・
主電源を入れてみると、ファンは同様回ります。先ほどより風量アップ。
が、しかし、「電圧がまだ出ません」。。
※推察するに、ファン故障(停止、設定値以下の電流)などでの電源発熱防止の
ため、「ある電流(回転数)以下の場合は出力停止」としていると思われます。
ファンの配線が3端子ではないため、通過電流制御と思われます。
7.元の純正ファンをコネクタに差してみる
(基板上にリセットボタンはないので、まさか故障した???やや焦りつつ・・・)
元ファンのみ外した状態で電源を入れてみると、さほどうるさくなく
「電圧も出力OK」となりました。やれやれ・・・
8.ではどうするか
・背面のファン取り付けねじの部分にスペーサーを入れてみる。
ファンと背面アルミ板との隙間はほとんどないため、
自作PC作成時の余りスペーサー(ケースとマザーとの絶縁スペーサー)を
ねじと一緒に取り付けてみました。
9.結果
ファンの回転数は従来のままですが、「やや気持ち静かになった」ようです。
10.では今後は?
半固定ボリュームをファンとコネクタ間に入れてみて、電圧が出る程度まで
電圧を落としてみて静音化出来るか・・チャレンジしてみたいと思っています。